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【仕事と育児の両立】働くママが「罪悪感」を感じなくていい理由は?

【仕事と育児の両立】働くママが「罪悪感」を感じなくていい理由は?
Expert's Guide

【仕事と育児の両立】働くママが「罪悪感」を感じなくていい理由は?

働きながら育児をするママの中には、お子さんに対して罪悪感を感じている方も多いのではないでしょうか。毎朝、保育園で泣く姿を見せる子どもを後にして職場へ向かったり、残業でお迎えが遅くなったりなど、胸が痛くなる瞬間は、働くママなら誰でも経験があるはずです。

この記事では、保育士兼ベビーシッターの原島円さんに、働くママが安心して前を向くためのメッセージを伺いました。保育士の視点から働くママが安心して前を向くためのヒントをお伝えします。

また、働くママの姿が子どもに与える良い影響についてもあわせて解説しますので、毎日頑張るママが楽になるお手伝いができたら嬉しいです。

仕事と育児の両立で罪悪感を感じてしまう場面

まずは、働くママが罪悪感を抱きやすい場面を見ていきましょう。ここでは多くのママが経験しやすい場面をピックアップしました。自分だけだと思っていたことも、実は多くのママが同じように感じているかもしれません。ぜひ、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

保育園の送迎で泣く子どもを預けるとき

泣いている子どもを預けて仕事に行く場面が続くと、「私は悪いママなのかな」と自分を責めてしまうこともありますよね。保育園へ行く途中の道のりや園の出入り口で、泣いてしまう子は少なくありません。後ろ髪を引かれながら職場へ向かうことがつらいと感じるママは多いはずです。

残業や休日出勤で、子どもとの時間が削られるとき

迎えが遅くなったり、休日も仕事が入ってしまったりする状況が続くと、子どもとの時間が削られ、罪悪感が増しますよね。特に子どもがまだ小さいうちは、寂しい思いをさせていないかと心が締め付けられるような気持ちになることもあるでしょう。

一緒にいられない時間が増えると、罪悪感はどんどん積み重なってしまう傾向にあります。

子どもの行事に参加できないとき

運動会や発表会、授業参観などの子どもの行事に参加できなかったときに、罪悪感でいっぱいになったというママも少なくありません。お友だちのパパ・ママが来ているのに、自分の子どもだけ保護者がいないのではと思うと、胸が痛くなりますよね。

行けなくて申し訳ないという気持ちは、子どもを大切に思うからこそ生まれます

家事が手抜きになってしまうとき

仕事と育児を両立していると、家事に手が回らない日もあるでしょう。夕食が惣菜になってしまったり、部屋が散らかったりしている日が続くと、ちゃんとできなくてごめんねという気持ちになるママも多いのではないでしょうか。

本当は「ちゃんとしてあげたいのにできない。」というギャップが罪悪感を生んでしまう可能性があります。

働くママが罪悪感を感じなくていい理由

上記で解説したようにママが罪悪感を感じてしまう場面はたくさんあります。しかし、働くママの姿は、子どもにとってマイナスなことばかりではありません。ここでは、働くママが罪悪感を感じなくていい理由を保育士の視点から具体的にお伝えします。毎日頑張るママが、少しでも気持ちを楽にできるヒントになれば嬉しいです。

「一緒にいる時間の長さ」より「関わりの深さ」が大切だから

子どもの情緒的な安定に大切なのは一緒にいる時間の長さではなく、関わりの質です。帰宅後の15分間にしっかりと子どもの目を見て話を聞くことや、一緒にお風呂にゆっくり入る時間など、わずかな時間でも、子どもは「ちゃんと見てもらえている」と感じることができます。

毎日、短くても深く向き合う時間は子どもの心に必ず届くでしょう。

ママが自分らしくいることが、子どもの安心感につながる

ストレスや不満を抱えたまま過ごすより、仕事でやりがいを感じながら過ごすほうが、ママ自身の心のゆとりが生まれます。ママが笑顔でいられる時間が増えることは、子どもにとって安心感につながるでしょう。

子どもはとても敏感で、ママの感情の変化を肌で感じています。「ママが楽しそうにしている」、「ママがいきいきしている」という姿は、子どもにとって安心の源になります。

保育園・幼稚園との関わりが、子どもの世界を広げる

保育園や学童で過ごす時間は、同世代の友だちとの関係を築いたり、さまざまな大人と触れ合ったりする貴重な経験です。家庭以外の人間関係の中で、子どもの社会性や協調性が育まれていくでしょう。

保育士として子どもたちを見ていると、集団生活の中で成長していく姿に日々驚かされます。ママと離れて過ごす時間は、子どもが自分の力で世界を広げていく大切なステップでもあります。

仕事と育児を両立するために意識したいこと

罪悪感を手放すことと同時に、日々の生活をより楽にするための工夫も大切です。ここでは、仕事と育児を無理なく両立するために意識したいポイントをご紹介します。

無理をしすぎず、自分なりのバランスを見つけていきましょう。

頑張りすぎない

「仕事も育児もしっかりこなしたい」という気持ちは多くのママが感じていることではないでしょうか。でも、完璧を目指すほど、自分を追い詰めてしまうことがあります。

「今日は半分できればいい」という気持ちで過ごしてみることが、仕事と育児を両立するためにも大切です。家事を外注することや便利な家電を取り入れることなど、手を抜けるところは手を抜いて過ごしましょう

子どもとの習慣を大切にする

子どもと一緒に行う「小さな習慣」を作ることが、子どもに安心感を与えます。たとえば、「寝る前に今日あったことを話す」や「朝は、抱きしめてから送り出す」などのルーティンは子どもの心の安定につながります。

周囲の人に頼る

「自分がやらなければ」と一人で抱え込むことがママを孤独にし、マイナスな気持ちになる原因の一つです。パートナーはもちろん、祖父母、ファミリーサポート、シッターサービスなど、使えるサポートを活用しましょう。

周囲の人に頼ることは弱さではありません。子どものためにも、自分が余裕を持てる環境を作ることが何よりも大切です。

同じ境遇のママと交流する

「こんな悩みを持っているのは自分だけかも」と孤独を感じたときには、同じ境遇のママと話すことがとても助けになります。地域のコミュニティやワーキングマザー向けのイベントなどを活用してみましょう。

「みんな同じ悩みがあるんだ」と気づくだけで、罪悪感が軽くなることがあります。

仕事と育児の両立に正解はない(まとめ)

「良いお母さん」の形は一つではありません。専業主婦でも働くママでも、それぞれの家族の形があり、それぞれの選択に意味があります。

大切なのは自分の人生を楽しむことです。毎日を全力で過ごし、子どものそばにいる時間を大切にしているママの姿は、子どもにとってかけがえない宝物。

仕事をするママの背中は、子どもが将来を生きるうえでのお手本になっています。自分を信じて、自分らしいペースで進んでいきましょう。

原島円さん、日々さまざまな思いを抱えながら奮闘する働くママたちの心に、そっと寄り添う優しいエールをありがとうございました。

「大切なのは一緒にいる時間の長さではなく、関わりの質」「ママがいきいきと笑顔でいる姿こそが、子どもの安心の源になる」というお話に、肩の荷がふっと軽くなって、温かい涙がこぼれそうになった方も多いのではないでしょうか。完璧な理想像を追い求めて自分を責める必要はまったくありません。帰宅後のちょっとしたおしゃべりや、朝のぎゅっとした抱きしめ合いの中に、家族だけのCOZYで愛おしい時間がしっかりと育まれています。周りの人や便利なものに頼ることも大切にしながら、ママ自身がHAPPYに、自分らしいステップで歩んでいきたいですね。